Miho Kadowaki's Blog

考えたことを書きます。

意外としらない?!給与明細に表示される項目について。

今更だけど、皆さんにお伺いしたい。

毎月、会社から頂いた給与明細を

確認していますか?

給料日が来て、給与明細を確認せず

お金振り込まれた、

イェーーーーーイ!!!!

と喜んで終わっていませんか。

(私もそのうちの1人・・・)

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現在、給与計算に関わっているところも

あるので間違いなく計算されているか

どうかを確認することはとても重要。

なので慎重にチェックしている。

が、こんな私でも間違えることがある涙。

なので、皆さんには

給与明細の項目の知識について

覚えておいては損はないかなと。 

ということで

改めて意外と知らない?!
一般的な給与明細の項目について
知識をインプットしちゃいましょう☆
 
<支給欄>
1.基本給は大きく分けて3つ。
1.時給
時間に対して、支給されるもの
2.日給
1日に対して、支給されるもの
(時間は見ない)
3.月給(固定給)
1ヶ月に対して、支給されるもの
(時間や日数はみない)
 
2.残業手当(時間外労働)
日本で定められた法律があって。
・原則として、1日に8時間、1週間に
 40時間を超えて労働させてはいけない。
・労働時間が6時間を超える場合は45分以上、
    8時間を超える場合は1時間以上の休憩を
 取らないといけない。
・少なくとも毎週1日の休日か、
 4週間を通じて4日以上の休日を
 与えないといけない
 
この法律はどの会社も守らないといけないんだよね。
しかし現実は完璧に守るのは無理だよね。
そこで「36協定」というものがあって。
簡単にいうと時間外労働(残業)をさせてもいいよと。
ただし無制限にやらされるのではなく。
限度がちゃんとあるから守ってね。と。
その場合、必ず割増賃金(残業手当)を払うんだよと。
時間外労働の場合は125%
(月60時間を超える場合150%以上)
休日労働の割増賃金は135%を支払ってねと。
 
ただし、働き方によって、払い方が様々あって。
簡単に言うと、あなたに時間を委ねますよっと。
なので、みなし残業代を払うねっと。
・変動労働時間制度
上記の法律を守ることが難しい。
例えば、工場で忙しい時期は
時間を多く取ることもあるから、
この制度を使うよっと。
 
この2点は最低限、
払わないといけないもの。
他の手当は、住宅手当や通勤手当等あって
会社によって違うよ。
 
<控除欄>
・健康保険料
簡単にいうと、皆で助け合って
病院の負担額を軽くしていこう!
介護保険料(40歳以上60歳未満のみ)
簡単にいうと、皆で助け合って
自分が寝たきりや認知症になってしまった時
「介護サービス」を受けられるように
しよう!
・厚生年金保険料
簡単にいうと、皆で助け合って
老後や障がい、死亡した時に備えて
年金を受け取っていこう!
 
この3つは
「標準報酬月額」×「保険料率」で
求めるよ。
1年に1回、見直しがあって。
「標準報酬月額」は
4月〜6月の給料の平均額で決まるよ。
勤怠が月末締め、翌月支払いなら
3月〜5月、あまり働なければ
「標準報酬月額」が下がって、
保険料も下がるよ。
 
失業した時に再就職までの生活を
安定させ、就職活動を円滑に行えるように
給付するもの。
後は育児休業給付金などもあるよ。
自分のための投資だと思えばOK?!
 
日本という国へ税金を納めるためのもの。
毎月払っている所得税は「仮」であって
12月給与では、年末調整を行った結果
本来支払うべき所得税が、
1月から12月に支払った所得税の合計より
少ないか多いかを確認するよ。
もし多かったら、さらに12月給与で
徴収になるし、もし少なかったら、
12月給与で還付されるよ。
 
・住民税
毎年行う年末調整を行った結果に基づいて
翌年度の住民税が決まる。
 
以上、最低限払わなければいけないもの。
他は生命保険料等あるけど、
会社によって違うかな。
 
以上。
ささやかなものですが、
お役にたてたら幸いです。